1. |
ゆうれい
02:40
|
|||
|
濡れた髪が乾くまでは僕は帰れない
時代は過ぎて実態のない幽霊
愛も櫂も全部
なくしてしまえば
いつか僕は消えてしまう
夢すらしらず長い長いときを旅する。
触れた指は冷たいまま
季節移り、月の光みては。
愛も甲斐も全部
なくしてしまえば
いつか僕ら消えてしまう
君すらいればそう言った僕なんて。
わがままかな？
哀も貝もぜ？ぶ
なくしたらもう
いずれ僕は消えてゆこう
涙は乾き、一人のあさが来た。
僕はまた。
|
||||
2. |
空のまにまに
02:44
|
|||
|
間違えた言葉で君を殺したよ
差し込んだナイフで
抉り出した心臓。
これまで通りで心のないもの。
許してしまったただの亡骸だ
ああ悲しむことなどない
空の風景は、
僕らを殺して行く
行き場のない感情
ただ迷える中で吐いた。
靴は脱ぎ捨てた
零時を回る時計は
もうだめ動かない、嗚呼嗚呼。
黙り込んでしまった
野鳥の鳴き声
ただの温もりを
求めてしまった、
ああ悲しむことなどない
空の夕焼けは
僕らを生かして行け
正しさに踏み込んで
今、震える体を
ただいまと抱きしめて
木の葉は散るもんな。
ゆっくりとゆっくりと、ああ
|
||||
3. |
Player
03:16
|
|||
|
また旅だと出かけた君は
いつまでも戻ららない日々を
聞き飽きたラブソング口ずさみ
バス停、待つ春
最期まで見とれていたいのさ。
記憶に残る髪の匂いを
そっと留まらせてよ
止まらない君とのメロディ
生憎、消してしまえたら
映るこの時間と正体
きっと、惰性のまま。
誤魔化してよ、情けないまま
言い訳考えて、暮れた秋。
嫉妬、飽きない状態。
いつまで経ったって、わからないものだったんだ
暮らしは単調で、気づけないものだったんだ。
はがしまた貼り付ける。
ただしさのラベル。
繰り返し、すり替えてまた。
ただの人に帰るまでは
明後日の予定なんてわかってないな
なんて素晴らしい日々を謳歌してる人生も。
後悔も全部、塗り替えておくれよ。
いつまで経ったって、変わらないものだったんだ
暮らしは単調で、譲れないものだったんだ
|
||||
4. |
計量器
03:19
|
|||
|
曖昧な言葉で僕を誰かが嘲笑ってる
どこからどこまで君を愛せばいい？
泣き虫笑ってる
熟れた生命の終わりだ
存在意義なし
笑う誰かをあざ笑う。
困ったふりして
僕を動かす。歯車
止まったふりして
そんな才能もないくせに
聡明な言葉が君をただ苦しめた
冗談笑ってる誰も愛せないな。
|
||||
5. |
Layer
02:45
|
|||
|
夜の都を背に
さよならしたんだ
いつもの交差点や
眩しい光、灯る
あぁ
彼方に見えた甘い蜜の味を
覚えていたかった。
揺れるその街
|
||||
6. |
Good day
03:06
|
|||
|
愛して愛の歌歌って
聞かせて聞かせてよ声を
余すことなくgood day なんて言わないで
もっと強がって
日々忘れた夜の星が輝くようにみえた。
愛して愛の歌歌って
夜が明けてしまう前に
簡単だってさ歩いて考えて
ぐっすりおやすみ
言いたいことは胸の中にあるの
きっとそういうこと
愛して愛の歌歌って
夜が明けてしまう前に
余すことなくbad day なんて言わないで
もっと幸せで
日々忘れてた夜の星が輝いたように見えた 。
|
||||
7. |
Flavour
02:23
|
|||
|
もう会えそうにないあの夜に、君の描いた夢といた。
不思議な夜だ、きっとこの先も続いていく気がした。
言いたい子よ伝えたい意味も無くしてしまうよ。さみしいさみしい、夜が明けても。
懐かしい風が吹いて、きっともう戻れないなんて言い訳して。
「そんな簡単なことなんて」なんて言わないでって泣き虫の今を超えていく。
いつから大人になったんだい？
いつから子供じゃないんだい？
わけもわからず走り出した昨日を超えられたのかい？
今愛想に変わる、今愛憎に変わる。
今会いたいな君、今変わりそうな自分。今愛情に変わる。
今、今、いま。
悩み疲れた日には牛乳をのんで、深く息を吸う。きっと時間がないのと言わなくちゃいけない気がしてたんだよ。
無理だって、言わせないでよ。悲しみの後にさよなら。
無理だって、言わないでよ、悲しみの後のさよなら。
今愛想に変わる、今愛憎に変わる。
今会いたいな君、今変わりそうな自分。今愛情に変わる。
今、今、いま。
|
||||
8. |
Blood Moon
04:16
|
|||
|
薄暗いこの街に
灯りがともって行く
僕はたばこをくわえ
ただ君を眺めてる。
安心の毎日が終わり、
今日は君を抱きしめた。
明日の僕らは誰かを愛せてるのかな。
常識の後に揺れる
雨合羽を着込めば
僕は誰かの殺人鬼
「声はもうでないのかい？」
赤い月は僕を照らして
誰もいない街を彩ってる
茂みの奥に怪しく光る
衝動に身を焦がしながら
考えた後も話はでないな。
望む答えはいつだってそうだろ
憂に似た表情が見たいのさ
薄暗いこの街は
僕らをゆっくり蝕み
誰も彼も愛した彼女の結末を
認めるほどの痛みを
かすかに残す明かりが
だれかの夜を壊してく、影はもう静まった。
赤い月は僕を照らして
誰もいない街を彩ってる
視界の奥に怪しく光る
衝動に身を焦がしながら
考えてもないの
アナタの勇気も
望む答えはいつだってそうだろう
憂に生きるアナタが見たいのさ
|
||||
9. |
Filter
03:44
|
|||
|
ねぇ、聞こえてるかい？
別になんでもないんだけど
不安定な夜が
僕を壊してく
自意識過剰スマイルで
なんとか暮らしてきたけど
だんだんおかしくなってく
現実が首を絞めていく
揺れる鼓動は誰の音？
ぎみーきみー
裸足かける
全然気にしてないよと笑う
感情殺してないよ、嘘みたいに。
楽しそうでいなきゃいけないんだ。
凶暴、わからずや、つまらない言い訳なりふりかまず。生きるくらいなら、どうしようもない言い訳。
僕らはいつしか消えてなくなってしまうから
何かを思ってうまくいきれなくてもいいよ。
ねぇ、わかってるんだろう？
どうしようもないことが起きて。
あぁ自分じゃどうにも
ならない。そうなんだろう？
安心な毎日求めてた
あの日の空を眺めてた。
恐怖が体を動かしてるんだ
追憶が僕らを蝕み
いつしか君は壊れてた
ろぼっと、うごけないのさ。
僕らはいつしか消えてなくなってしまうけど
何かを思って強くいきれなくてもいいよ。
|
||||
Suniko Maito Japan
Hallo!
すにこまいとだよ！！
よろしくね！
If you like Suniko Maito, you may also like:
Introspective, homespun folk tunes from John Donne that feel informed by the sugary bleakness of '80s and '90s indie pop.
go to album
The tender UK psych folk on “Continuum” explores motherhood through song.
go to album
Little Anchor
by Bev Lee Harling
The first solo release in over a decade from Bev Lee Harling is a personal travelogue filled with euphoric compositions.
go to album
In Our Nature (Album)
by José González
featured on Bandcamp Radio Sep 21, 2021
go to album
featured on Bandcamp Radio Sep 21, 2021
go to album
A Mutable Feast or: The Ghost of a Flea
by John Donne
Lovely folk-based music with soft corners and dreamlike melodies, full of fairy-tale-like enchantment.
go to album
Dirty Dragonfly
by Bev Lee Harling
featured on Bandcamp Radio Jun 15, 2021
go to album
